先日家の引き渡しも完了したので、外構工事に着工出来るようになり、引き渡しの翌週から早速工事が始まりました。
業者によって工事の順序は多少違うと思いますが、おおむね以下の工程でやることが多いそうです。
外構工事工程順
- 土工事
- ブロック積み
- ブロック塗装・タイル貼り・柱建て
- 土間コン打ち
- 電気工事
- 植栽
ただ、これらの工程も天気・工期・敷地条件などによって順番が入れ替わるとこもあるようですので、順序そのものはあまり気にしなくても大丈夫かと思います😆
うちは手入れが面倒だと判断して植栽無しですw
どの外構業者に依頼しても、最初にもらうパースにはだいたい植栽が描かれていますが、私たちはいずれの業者にも『植栽要りません』と伝えましたw
土工事
外構工事の中でも掘削工事や庭土の入れ替えなどの土に関する工事のこと。
コンクリートを打つ場合は基礎となる砕石の転圧や、実際のコンクリートを打つだけの深さが必要になります。
掘削工事をやらないとアプローチや駐車スペースなどの外構工事はやれないので、完成後は目に見えない部分ではありますが外構工事のベースになる大切な工程です。
ブロック積み
家の敷地境界線にブロックを積んでいる家をよく見かけると思いますが、あれもただ積み上げているだけではなく、ブロック塀の下に基礎があります。
ブロックが垂直に立っていられるのも基礎があるからです。
転圧された路盤にコンクリートで基礎を作り、その上にブロックを積み重ねていきます。(この際、ブロックに鉄筋を通して補強もします)

ブロック塗装・タイル貼り・柱建て
積み上げたブロックに塗装やタイル貼りを施す場合はこのタイミングで施工します。
また、ブロックの上にフェンスを建てたり、門柱を建てる場合もこのタイミングでの施工になることが多いです。
土間コン打ち
土間コンクリートはもともと敷地内にあった土を一部除去して、その上に砕石を敷き、その上にコンクリートのひび割れ防止・強度向上のためのワイヤーメッシュを通し、コンクリートを敷設して完成となります。

このとき掘り起こした土は余分な土となりますので、別途「残土処理費」が発生します。
基本的には見積もりに含まれている費用ですので、見積もりに入っていたら「土間コン打ちで発生する不要な土の処分費用ね」と認識しておいてもらえれば大丈夫です😎
電気工事
外構工事で発生する電気工事は、スポットライトや門灯などの照明器具やインターホンや門扉の電気錠など多岐に渡ります。
電気工事は外構工事の終盤に取り掛かることが多く、この工事が始まったらほぼほぼ完成に近いです。
植栽
外構工事の中で植栽工事は一番最後に行なうことが一般的です。
その理由としては、植栽工事は施行後に水やりなどの管理をしなければならないからです。
他の外構工事の工程(コンクリートやアルミ、ウッドなどの工事)では、一定時間施工後の養生は必要ですがその養生後に短いスパンでメンテナンスなどの必要はありません。
そのため、一度施工が完了してしまえばその後の工程に影響を及ぼすことはほとんどないと考えられます。
反対に、植栽工事では植込み直後は特に頻繁に水やりをする必要がありますし、足場や作業動線の確保という点でも、他の工程のものよりも接触時にダメージを受けやすい植栽工事を後回しにする意味があります。
また、デザイン的な面から見ても、植栽工事は使用する植物の株の形の個体差など流動的な部分があるためベースとなる枠が決まった状態で配置してあげた方がバランスをとりやすいということもあります。
これらのことからやはり植栽工事は外構工事の中で最後に行なうのがベストのタイミングと考えられていて、一般的に外構工事の最後に施工されています。
我が家の着工状況は。。。
工事開始翌日の夜に現場を見に行きました。
夜だったので、もちろん作業者の方はいませんでした。

約2日ほど作業した状況がこんな感じです。
開始したばかりなので、小さなショベルカーで掘削工事をした段階でした。
ただ、この作業終了状態を見て思ったのが、
えっ?ポスト放置??😨
でしたw

しかし、実はこれ『仮ポスト』だったんですw
近くに寄ってみると、ポストに養生テープで「仮ポスト」としっかり書いてありました💦
確認していないので推測ですが、正式に取り付けるポストと同サイズで位置を決めるために用意されたものだと思います。
この時点ではまだポストを取り付ける柱も立っていないので、用意するのが随分早い気もしますが。。。
何はともあれ、外構工事も始まり少しづつ家の周りも形になっていくんだろうなと思えました😏