家が完成していよいよ引っ越しという段階になったら、身の回りの手続きを計画的に進めていく必要があります。
ただ、ひと口に『手続き』といっても、やることが多いとタイミングや順序が複雑で困ってしまいます😖
手続きを始めるタイミングとしては、以下の時期が挙げられます。
- 引っ越しが決まったらすぐ
- 引っ越し1週間前までに
- 引っ越し前日までに
- 引っ越し当日に
- 引越し後2週間以内に
今回は特に引っ越し前までにやることについてフォーカスします(上記の1~3)🔍
引っ越しが決まったらすぐやること

引っ越しの日程が決まったらすぐにやっておくべきことは
- 賃貸住宅の解約
- 子どもの転校届け
- 不用品(粗大ごみ)の処分
- 家電、PCの処分
が挙げられます。
賃貸住宅の解約
特に、賃貸住宅の解約期限は注意が必要です。
解約予告の告知期限が賃貸借契約書に記載されているので、その期限内に管理会社または家主に連絡しましょう。
連絡が遅くなってこの期限を過ぎてしまうと、違約金を請求されてしまいます。
一般的には1ヶ月前が告知期限であることが多いですが、期限が3ヶ月前という契約もあります。
※告知期限の記載が無い場合は引っ越しの3ヶ月前までに連絡する(告知期限の取り決めのない契約については3ヶ月前までと法律で定められています)
不用品(粗大ごみ)の処分/家電、PCの処分
粗大ごみは住んでいる市町村の窓口に申し込んで引取を依頼しましょう。
エアコン、テレビ、冷蔵庫等の“家電4品目”は家電リサイクル法により、リサイクルが義務付けられており、粗大ごみとして処分することは出来ないためリサイクルの依頼をするか、購入した店に引取を依頼しましょう。
引っ越し一週間前までにやること

- 転出届
- 電気/ガス/水道の手続き
- 金融機関の手続き
- 郵便物の転送手続き
転出届
市町村の役所に行き、転出証明書を発行してもらって下さい。
転出届は引っ越し当日から14日前から発行してもらうことが出来るので、早めに時間を取って役所に行くようにして下さい🏢
ちなみに、転入届は引っ越しから14日以内に完了させる必要があります。
つまり、引っ越し当日を起点として前後2週間が役所で転出・転入の手続きをする期間になります。
電気/ガス/水道の手続き
電気は引っ越し先でも継続して同じ会社の電気を使い続けるのであれば、旧居の電気を止める日と新居の電気を使い始める日を連絡すれば、電気会社の方で手続きをしてくれます。
ガスも電気と同様で新居でも使い続けるのであれば移転手続き、新居では使わないのなら停止日を連絡すればOKです🙆
水道は水道局または役所の水道課に連絡して使用停止手続きをします。
金融機関の住所変更
金融機関からは定期的に郵便物が届くわけではないので、すぐにやらなくても問題ない場合も多いですが、住所変更をしておかないと転送不要郵便物のような銀行からの重要な通知が届かないだけでなく、宛先不明で返送された場合、ATMでの出金やインターネットバンキングの一部のサービスが一時的に利用制限される場合があります。
・郵送
・電話
・インターネット
手続きの方法はいくつかあるので、自分が便利な方法をチョイスして下さい😏
郵便物の転送手続き
郵便物の転送は、転送届に必要事項を記入して投函(転送届は郵便局の窓口でもらうことが出来ます)またはインターネットで手続きができます。
『転居サービスの開始には、受付が完了してから一週間程度かかる場合がございます』と記載されているので、引っ越しの1週間前にやっておくと丁度いいと思います♪
引っ越し前日までにやること

- 冷蔵庫の処置
- テレビ等の配線類
- 貴重品の取り扱い
冷蔵庫の処置
冷蔵庫は中身を空にして、コンセントを抜いておく必要があります。
中身が入っていると運ぶ際に出てくる可能性もあるし、コンセントを抜くので冷蔵/冷凍機能が使えないため、中身が溶けてしまうからです。
そういった事にならないために、引っ越し日程から逆算して中身を調整するようにしましょう👌
テレビ等の配線類
引っ越し時に無駄な時間をかけないために、予め電源などのケーブル類は外してまとめておきましょう。
貴重品の取り扱い
通帳や印鑑等の貴重品は引っ越しの段ボールには入れないで、自分で持ち運び出来るバッグ等に入れて自分で持ち運びましょう。
まとめ

今回の記事では引っ越し前日までにやるべきことをまとめました。
各家庭によって細部の違いはあると思いますが、上で挙げた事項を拾っていれば概ね大丈夫だと思いますw
次回は引越し当日にやるべきことをまとめていきます 😎