前回の「お金」にまつわる後悔ポイントに続き、今回は「間取り」にまつわる後悔ポイントを紹介します。
間取りは実際に住んでみて体感して初めて後悔ポイントが多発します。(住む前からあれこれ見てプチ後悔が始まる方もいますが💦)
では早速紹介していきます!
後悔ポイント2:間取り
間取りで後悔する方もお金同様に多いそうです。
間取りで後悔するパターンをいくつか紹介していきます。
部屋を広くしなくて後悔…
図面上では十分な広さだと思っていても、実際に家具を配置して住んでみると意外と狭く感じた、ということは少なくないです。
モデルハウスを参考に間取りを考えても、そこに設置される家具が違っていれば広さの感じ方も違ってきます。
モデルハウスは必要最低限の家具しか設置されていなかったりしますので、物が多い家庭は少し注意して部屋の広さを検討したほうがいいと思います。
部屋の用途をしっかり考えて、家具も配置した上で部屋の広さが十分かどうか検討すると適度な広さの部屋になり後悔が少なくなるかと思います😉
部屋を広くしすぎて後悔…
前述の後悔ポイントとは反対に、部屋を広くしすぎたことで後悔されることもあります。
「部屋を広くしたい」という欲求は少なからず誰にでもあるものです。
しかし、暮らしに見合った室内空間を考えて部屋をつくらないと、次のような思わぬ後悔を招くことになります。
- 広いリビングに憧れて必要以上にリビングを広くしたら、エアコンが効きづらくなった
- 居室を広くしすぎて、玄関が狭くなった
部屋は狭ければ不便ですし、かといって広すぎても管理しきれなかったり、空調効率を損ねたりすることがあるので、設置する家具が決まっていればそのサイズを当てはめて考えたり、他の空間との兼ね合いも考慮して家全体の間取りを考えることが大切です。
そして、家具・家電を図面に落とし込んでみるだけでは実は不十分で、ドアを開けた状態での空間の余裕度や人と人がすれ違えるだけの幅が確保されているか、などの人が動いた時の広さまで考慮出来れば最高ですね😏
動線を軽視して後悔…
間取りに関する失敗で意外に考慮されていなくて、失敗が多いのが動線に関するものです。
- 洗面所とトイレが近く、朝は家族みんなが使うため混みあってしまう
- トイレが玄関近くにあるため、来客対応中にトイレを使いづらい
- 洗濯機を1階、物干し場を2階にしたため、重い洗濯物を2階に運ぶのが大変
動線に関しての後悔ポイントでは、キッチンや洗濯物などの家事動線やトイレや洗面などの水回り動線が多いです。
意外と見落としがちな生活動線・家事動線を予め間取り検討に含めておくことで、実際に住んでみての負担を軽減することができます(^^)/
部屋の数を見誤って後悔…
部屋の数も多くの人が感じる後悔ポイントです。
「多くすればよかった」「少なくすればよかった」どちらの声もありますが、共通して言えるのは、用途をアバウトに考えすぎた結果です。
- なんとなくでつくっておいた部屋が物置になってしまっている
- 大きな部屋を1つ作って中央で仕切れるようにしたが、最初から部屋を分けたほうが使い勝手が良かった
しばらく住んでみないとわかりづらい点ではありますし、将来的に家族の数がかわることもあり得ます。
そのため、家族計画や用途を考えられる範囲で考えておくことをおすすめします。
前回の「お金編」に続き、間取りに関しての後悔ポイントをご紹介しました。
住んでみないとわからないということも多いですが、上記4点を参考に後悔のない間取りづくりに役立てていただけると幸いです😊
次回は『設備・配線』にまつわる後悔ポイントをご紹介する予定ですので、ぜひ見て下さい!m(_ _)m