「家は3回建てないと理想の家にならない」なんて言葉を聞いたことないでしょうか?
家を建てた後に「ここはこうしておけばよかった」のように感じる人が多くてこんな言葉が生まれているのかもしれませんが、1回建てるのでも数千万円の買い物になるのに、3回なんて建ててられませんよね笑
なので、先人たちの後悔ポイントにどのようなものがあるのかを把握しておけば、自分たちの家ではその部分は事前に対処出来るのではないでしょうか。
せっかく記録として残して下さっているので、その情報を使わない手はないです😀
もちろん、各家庭によって施工会社も違えば家族構成も違っていますし、家に対しての考え方も違っていて当たり前なので、すべて参考になるというわけではないと思いますが、どこか当てはまるポイントはあるはずですので参考にさせて頂きましょう!
後悔ポイント1:お金
やはりお金について後悔するパターンは多く、理想の家に近づけたいが予算との兼ね合いで悩む人が多いそうです。
予算オーバーしてしまって後悔…
お金に関しての後悔ポイントのうち、多いものの1つが話をすすめていくにつれて当初予算をオーバーしてしまうことです。
特に、オプションの装備・設備や地盤補強費などは最初にもらう見積もりから大きく変わってくる可能性があるのでこのパターンに陥りやすいです。
地盤補強費はどうしようもありませんが(セカンドオピニオンで安くなる可能性はあります)、設備の有無やグレードに関しては自分たちの希望次第で安く抑えることが出来ます。
妥協出来るポイント、出来ないポイントを明確にしておくことで、いざというときに削るかどうかの判断が早く出来るようになります😊
予算を気にしすぎて後悔…
これは1つ目とは逆パターンで、予算に確実に収めるために妥協しすぎてしまったことからくるものです。
勿論、予算内に収めようとすることはとても大事ですし、結果的にそうなれば素晴らしいと思っています。
しかし、「予算を気にしすぎて自分たちの満足のいく家にならなかった」では本末転倒な気がします💦
豪華にするのがいいとは全く思いませんが、後々の修正が聞きづらい箇所であれば多少奮発してみるとかはアリですし、その方が後悔は少ないのではないでしょうか。
せっかくの注文住宅、コスト削減しすぎて味気ない家が完成するよりは、予算は無限大ではありませんが多少のこだわりを入れて完成させた方が長く住む家としての愛着も湧くと思います。
借入金を抑えなくて後悔…
家の引き渡しが終わると、住宅ローンの返済が始まります。(その前から返済を開始している方もいます)
返済が始まって初めて実感する後悔ポイントです。
借り入れ時点で月々の返済とボーナス返済の額は分かっていますが、紙に書いてある数字だけだと実感が湧かないのも事実です。
実際に返済が始まってみると「思っていたよりも返済がキツい」といった声が聞かれます。
住宅ローンの返済負担率は25%以内に抑えておくことが無理のない返済につながると言われているので、一つの目安はそこになると思いますが、家庭事情によっては20%未満に抑える必要があるなど柔軟に考えましょう。
頭金をしっかりと貯めた上で家の購入に臨めば、必然的に借入金額は抑えられるので長期計画で考えるのもいいと思います。(私たちは勢いで突き進んだ面もありますが笑)
不要なオプションを付けすぎて後悔…
1つ目の後悔ポイントとも少し連動する部分もありますが、オプションを付けすぎた結果、設備費が当初想定よりも多くなってしまったという方も少なくありません。
「施工会社の方に勧められるまま取り入れていったら大分高くついた」とか「実際住んでみたらあまり使わないし、無くてもよかった」などの口コミもあります。
ハウスメーカーのカタログを見ると、オプションは追加しようと思うと際限ないですし、豪華仕様にしようと思えばいくらでも出来ます。
でもそれは予算が許さないでしょうから、そのオプションが自分たちの生活に本当に必要か少し想像してみて下さい。
安易に採用して使わないとなると間違いなく後悔するポイントになるので、『想像して、検討して、判断して、最終的に必要という結論に至れば採用する』、という方が満足度の高い家が出来上がると思います😉
今回は注文住宅のお金にまつわる後悔ポイントをご紹介しました。
やはり超高額の買い物になるので、お金での失敗は本当にしたくありませんよね!(私も本当に本当に嫌です(^_^;))
次回は家の間取りについての後悔ポイントをご紹介しようと思います。