年齢があがってくるにつれて、周囲でも「家を検討してる」とか「家を買った」とかそんな話が聞こえてくると思います。
私の友人も数年前から家を新築し始める人が増え始めてきましたし、職場の同僚も土地を探していたり、ハウスメーカーと契約したり、といった話をよく聞きます。
そんなとき、非常に下世話ですが『いくらかかったんだろう?』って思っちゃいます笑
仲の良い相手であればそんな質問も出来ますが、あまり深い仲じゃない人にそんな質問をするのは躊躇われますよね💦
でも、その辺の詳しい事情を知りたいと思う方は多いと思います。
間取りや設備等で金額の幅は大きいとは思いますが、注文住宅を建てる上での参考としておおよその相場を調べてみましょう。
全国各地の価格相場
土地付き注文住宅だと地域によって差が大きいので、この記事では建物のみにフォーカスして書いていきます。
建物のみの予算相場は、首都圏で3,558万円、近畿圏では3,438万円、そして中京圏は3,337万円という結果となっており、全国平均は3,205万円となっています。(2018年度 住宅市場動向調査より)
注文住宅が高い理由
一般的に、建売住宅より注文住宅のほうが土地まで含めた総額は高くなるとされています。
同じ戸建てなのに総額では数百万の差がうまれることもザラにあります。
ではなぜそんなに大きな差が出るのかというと、資材や住設を多く仕入れたり、設計の共通化をしたりすることでコストダウンを図っているからです。
街なかでも同じような外観の家が数軒並んでいるのを見たことがあると思います。
外観は設計ベースは同じで少しづつ変えているだけなので、1軒設計すれば残りの家も大体出来上がるということです。
その一方で、注文住宅はオーダーメイドの家になります。
間取り、外観、内装、住設など、様々な部分で自分たちの希望を伝えて決めていきます。
自由度が高く、一品物になるので、その分値段が高くなる傾向にあります。
注文住宅と建売住宅の価格比較をしたデータがSUUMOに載っていたのでご紹介します。
この結果では注文住宅と建売住宅とでなんと約1000万の差が出ています😲
しかし、これらはあくまでも平均値なので、はっきりと相場価格を提示するのは難しいです。
ただ、土地から注文住宅を建てる場合だとこのくらいはかかると思っておいたほうがいいんだ、という指針程度にはなると思います。
エリアや間取り、オプションの違いで住宅価格は大きく上下します。
一口で「注文住宅の相場はこのぐらいです!」と言えればベストなのでしょうが、相場と言えるようなものは無く、注文住宅建てるなら3000万位はかかるという認識を持つ程度がいいです。
まとめ
今から注文住宅の購入を検討するというフェーズの方であれば、上記の価格位を頭に入れておけばいいと思います。
具体的に考えている方だと、ハウスメーカーや工務店の方と相談して見積もりを依頼しましょう。
注文住宅の価格相場を考えてきましたが、あえて相場を述べるなら「3200~3400万程は見込んでおくべき」ということになるでしょう。